[城彰二] CロナのFKと同じイメージ
【ニッポン原論】2010年01月28日

 居残りシュート練習には、GKに読まれないシュートを打つ狙いもあると思う。GKは相手の軸足を見てコースを読む。腰を落とさずインサイドキック気味に蹴って左右に打ち分けていたが、これだとGKはコースを読みにくい。ちょうどC・ロナウドのFKの蹴り方と同じだ。守る側からの発想で、現役時代にDFだった岡田監督らしい。

 岡田監督が言うように「骨盤を前に出す」と軸足が突っ張り、一般的にはコントロールが付けにくい。シュートは踏み込む軸足が重要で、普通は軸足のひざに重心を置くようにする。しかし、岡田監督は骨盤を意識させて腰に重心を置いて体をぶれないようにすることで、シュートの精度を高めようとしているのだろう。シュートの打ち方に「これでなければいけない」という決まりはない。バリエーションとバランスが重要で、いろいろなことにトライすることが大切だと思う。(元日本代表FW)

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