[川本治] 次戦は両軍“攻める意識”が大事
【ニッポン原論】2008年12月11日
【J1、J2入れ替え戦第1戦 仙台1-1磐田】アウェーで1―1の引き分けは磐田に有利な結果だが、内容的には仙台の健闘が光った。仙台はしっかり守って梁勇基を起点にカウンターで攻めるサッカーで、集中力が持続して切り替えが早く、相手ボールにプレッシャーをかけ続けていた。先制点は梁勇基のスルーパスにナジソンが反応したものだが、J2で昇格争いをして入れ替え戦に出場した勢いが、そのまま出ていた。
磐田は終始攻めていたものの、シュートが少なかった。崩しきれない時はミドルシュートが効果的で、松浦が決めたようなシュートをもっと打つべきだった。戦力的には“格上”だが、試合内容が今季の不振を象徴していた。3バックで両サイドの開いた位置に駒野と村井を配置するシステムではゴール前の人数がどうしても少なくなる。ボランチが前に押し上げるなど攻撃に人数を割かないと厳しい。
第2戦は磐田・ジウシーニョ、仙台・ナジソンの両外国人FWがカギを握る。磐田が0―0で守り切ろうとするとスキができる。ともに攻めることを忘れないことだ。(元ジェフ市原強化部長)
